株主優待とは
株主優待で貰える物。


生活で必要な物のほとんどを株主優待で補うことが可能です。
私は、現金を使うことはほとんどありません。
株主優待のメリット
配当は保有株式数に比例して金額が増加します。
一方、株主優待は保有株式数が少なくても大株主と優待内容が大きく変わりません。
そのため、個人投資家(小口投資家)に有利な制度と言えます。
株主優待を貰う方法。
株主優待が貰える条件(優待の権利を獲得する条件)
保有期間

どのくらいの期間、株を保有していれば株主優待が貰えるの?
1年間かな?

「権利付最終日」から「権利落ち日」を跨いで株主優待株を保有すると、株主優待の権利を獲得することができます。
※継続保有条件がある場合を除きます。
株主優待権利獲得の日程。
日 | 曜日 | 優待権利日程 | 株主優待獲得条件 |
---|---|---|---|
27 | 木 | 権利付最終日 (権利確定日の2営業日前) | 権利付最終日までに優待株を購入。 権利付最終日の取引終了まで優待株を保有。 |
28 | 金 | 権利落ち日 (権利確定日の1営業日前) | 権利落ち日に優待株を売却しても優待は貰える。 |
29 | 土 | 休み | 休み |
30 | 日 | 休み | 休み |
31 | 月 | 権利確定日 | 権利確定日まで優待株を保有する必要はない。 |

権利付最終日に買って、次の日の権利落ち日に売っても株主優待が貰えるってこと⁉
そんなに簡単に株主優待が貰えるなら、毎回1日だけ優待株を保有すれば良さそうね。
権利落ち日は株価が下がることが多い。

ところが、そんなに簡単ではないのですよ。
みんなが、権利落ち日に株を売ったら株価は下がりますよね。
だから、その方法だと株主優待は貰えるけど、お金は損してしまうことが多いのです。

やっぱり世の中、お金に関して美味しい話はないのね。
ノーリスクで株主優待だけ獲得する方法がある?

実は美味しい話があるのですよ。
ノーリスクで株主優待をお得にゲット出来ちゃう方法が。
一部の人しか知らない方法をあなたにだけ特別に教えます。
株価が下がっても損しません!

ホント!すごーい!(詐欺師の常套文句のような気もするけど。。。)

まあ、だまされたと思って聞いてください。
取り合えず少額で1銘柄だけ試してみるといいですよ。
株主優待クロス(つなぎ売り)について
株主優待クロス(つなぎ売り)とは?
現物株式と同一銘柄を信用売りすることを、株主優待クロス(つなぎ売り)といいます。
株主優待クロス(つばぎ売り)のメリット。
下記の両方を保有するため、株価の変動のリスクがありません。
- 現物株式:株価が上がると得をする。
- 信用売り建玉:株価が下がると得をする。
株主優待クロス(つばぎ売り)で株主優待を獲得するには?
権利付最終日~権利落ち日を跨いで、「現物株式」と「信用売り建て玉」を保有すれば、株主優待の権利を獲得出来ます。
「株主優待クロス」と「現物保有」の比較。
優待株の現物保有 | 株主優待クロス | |
---|---|---|
株価の上昇 | 〇 儲かる | △ 儲からない |
株価の下落 | × 損する | △ 損しない |
株主優待獲得数 | △ 少ない | ◎ 大量に取れる |
経費 | 〇 少額 | × 金利等が余分にかかる |
継続保有優遇 | 〇 優待ランクアップ | △ 端株で可能な場合あり |

優待株を現物で100万円分保有しても、1年間でそれほど多くの株主優待は貰えません。
クロスなら100万円分の資金を使って、株主優待の権利を1年を通して毎月獲得できます。
株主優待クロスのコスト
株主優待クロスは、優待タダ取りではない。
優待タダ取りと言う人もいますが、株主優待クロスはコストがかかるため、厳密にいうとタダ取りではありません。
株主優待クロス経費
- 売買手数料
- 信用新規売り売買手数料
- 貸株料
- 事務管理費
上記は一例で、証券会社によってはかからない経費もあります。
参照:株主優待クロスコスト(証券会社別の売買手数料・金利等)
株主優待クロス(つなぎ売り)の方法、手順。
株主優待クロス(つなぎ売り)の方法、手順(時系列)。
- 前日の17時~当日9時市場が開く前(寄り付き前)
一般信用売り可能銘柄を「成行」で一般信用売り注文。
一般信用売りした銘柄と同じ銘柄を同じ株数分「現物買い注文」又は「信用買い注文」 。
- 9時寄付き
現物(信用)買い注文と信用売り注文が同じ値段で約定。
- 9時から15時寄付き後
信用買い建て玉を選択して現引き。
- 権利落ち日権利付最終日の夜~権利落ち日大引け
信用売り建て玉を選択して現渡し。
「現物株式」と「信用売り建玉」の両方が無くなります。

買い注文と売り注文を同時に注文出来ないからどうしようかと思ってたわ。
市場が開く前までにゆっくり注文すればいいのね。
現引き・現渡しが良く分からないけど。
株主優待クロス必須の取引:現引き、現渡しとは。
現引き、現渡しは、売買手数料の節約のため必要な取引。
現物株式の売買手数料よりも、信用取引の売買手数料のほうが安い証券会社が多いため、信用買い後現引きで現物株式を調達したほうがお得なことが多いです。
現引き・現渡しの手数料。
基本的に無料です。
現引き、現渡し注文:注文時間と約定。
市場が開いている時に現引き注文すると、すぐに約定します。
現引き・現渡しは株価が変動しても影響は無いため心配はありません。
現引き、現渡し注文による、保有資産の変化。

今回は、現引き・現渡しの前後で保有資産がどのように変化するかだけ覚えましょう。
注文内容 | 約定前 | 約定後 |
---|---|---|
現引き | 現金+信用買い建玉 | 現物株式 |
現渡し | 現物株式+信用売り建て玉 | 現金 |
権利付最終日の現引きするのを忘れて信用買いのままだと株主優待が貰えないので要注意です。
株主優待クロス(つなぎ売り):保有資産の変化
クロス進捗状況 | 保有資産の状況 |
---|---|
クロス前 | ・現金 |
クロス後 現引き前 | ・現金 ・信用買い建て玉 ・信用売り建て玉 |
現引き後 現渡し前 | ・現物株 ・信用売り建て玉 |
現渡し後 | ・現金(クロス経費分減額) |

上記の流れで最終的にはお金が戻ります。
戻ったお金で翌月も優待クロスが出来ます。
株主優待クロス手順(証券会社別)

1つだけ証券会社を開設するなら、日興証券がオススメです。
手数料が圧倒的に安いです。
制度クロスについて
「一般使用売り」以外に「制度信用売り」でクロスすることも出来ます。
ただ、制度信用の場合「逆日歩」というコストがかかる場合があります。
株主優待の価値の10倍以上のコストになることもあるので、初めにうちは「一般クロス」をお勧めします。
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