初心者でも分かる、株主優待クロス(つなぎ売り)の方法・手順。

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株主優待とは

色々な株主優待 月別保管 

株主優待制度は、企業が株主に自社商品・食料品・食事券・日用品などを贈呈する制度です。

配当は保有株式数に比例して金額が増加します。
一方、株主優待は保有株式数が少なくても大株主と優待内容が大きく変わりません。
そのため、個人投資家(小口投資家)に有利な制度と言えます。

三月の株キチ
三月の株キチ

生活で必要な物のほとんどを株主優待で補うことが可能です。

株主優待を貰うには

初子さん
初子さん

どのくらいの期間、株を保有していれば株主優待が貰えるの?
1年間かな?

「権利付最終日」から「権利落ち日」を跨いで株主優待株を保有すると、株主優待の権利を獲得することができます。

  • 権利付最終日(権利確定日の2営業日前)までに必要な株数を購入する。
  • 権利落ち日(権利確定日の1営業日前)以降まで保有する。
曜日優待権利日程株主優待獲得条件
27木 権利付最終日
(権利確定日の2営業日前)
この日までに優待株を購入する。
この日の取引終了まで保有する。
28権利落ち日
(権利確定日の1営業日前)
この日に優待株を売却(現渡し)
しても優待は貰える。
29休み休み
30休み休み
31権利確定日この日まで優待株を
保有する必要はない。

権利確定日は、企業によって異なります。

初子さん
初子さん

権利付最終日に買って、次の日の権利落ち日に売っても株主優待が貰えるってこと⁉
そんなに簡単に株主優待が貰えるなら、毎回1日だけ優待株を保有すれば良さそうね。

三月の株キチ
三月の株キチ

ところが、そんなに簡単ではないのですよ。
みんなが、権利落ち日に株を売ったら株価は下がりますよね。
だから、その方法だと株主優待は貰えるけど、お金は損してしまうことが多いのです。

初子さん
初子さん

やっぱり世の中、お金に関して美味しい話はないのね。

三月の株キチ
三月の株キチ

実は美味しい話があるのですよ。
ノーリスクで株主優待をお得にゲット出来ちゃう方法が。
一部の人しか知らない方法をあなたにだけ特別に教えます。
株価が下がっても損しません!

初子さん
初子さん

ホント!すごーい!(詐欺師の常套文句のような気もするけど。。。)

三月の株キチ
三月の株キチ

まあ、だまされたと思って聞いてください。
取り合えず少額で1銘柄だけ試してみるといいですよ。

株主優待クロス(つなぎ売り)とは

現物株式と同一銘柄を信用売りすることを、株主優待クロス(つなぎ売り)といいます。
下記の両方を保有するため、株価の変動のリスクがありません。

  • 株価が上がると得をする現物株式
  • 株価が下がると得をする信用売り建玉

権利付最終日~権利落ち日を跨いで「現物株式」と「信用売り建て玉」を保有していれば株主優待の権利を獲得出来ます。

「株主優待クロス」と「優待株の現物保有」の比較

優待株の現物保有株主優待クロス
株価の上昇〇 儲かる△ 儲からない
株価の下落× 損する△ 損しない
株主優待獲得数△ 少ない◎ 大量に取れる
経費〇 少額× 金利等が余分にかかる
継続保有優遇〇 優待ランクアップ△ 端株で可能な場合あり
三月の株キチ
三月の株キチ

優待株を現物で100万円分保有しても、1年間でそれほど多くの株主優待は貰えません。
クロスなら100万円分の資金を使って、株主優待の権利を1年を通して毎月獲得できます。

株主優待クロスのコスト

優待タダ取りと言う人もいますが、株主優待クロスはコストがかかるため、厳密にいうとタダ取りではありません。

  • 売買手数料
  • 信用新規売り売買手数料
  • 貸株料
  • 事務管理費

上記は一例で、証券会社によってはかからない経費もあります。
詳しくは、株主優待クロスコスト(証券会社別の売買手数料・金利等)を参照してください。

株主優待クロス(つなぎ売り)の手順

株主優待クロスの手順(赤字が実際にやること
  • 前日の17時~当日9時
    市場が開く前(寄り付き前)

    一般信用売り可能銘柄を「成行」で一般信用売り注文。

    一般信用売りした銘柄と同じ銘柄を同じ株数分「現物買い注文」又は「信用買い注文」 。

  • 9時
    寄付き

    現物(信用)買い注文と信用売り注文が同じ値段で約定。

  • 9時から15時
    寄付き後

    信用買い建て玉を選択して現引き

  • 権利落ち日
    権利付最終日の夜~権利落ち日大引け

    信用売り建て玉を選択して現渡し
    「現物株式」と「信用売り建玉」の両方が無くなります。

初子さん
初子さん

買い注文と売り注文を同時に注文出来ないからどうしようかと思ってたわ。
市場が開く前までにゆっくり注文すればいいのね。
現引き・現渡しが良く分からないけど。

現引き、現渡しとは

現物株式の売買手数料よりも、信用取引の売買手数料のほうが安い証券会社が多いため、信用買い後現引きで現物株式を調達したほうがお得なことが多いです。

三月の株キチ
三月の株キチ

今回は、現引き・現渡しの前後で保有資産がどのように変化するかだけ覚えましょう。

  • 現引き  現金+信用買い建て玉 ⇒ 現物株
  • 現渡し 現物株+信用売り建て玉 ⇒ 現金

現引き・現渡しの手数料は基本的に無料です。

市場が開いている時に現引き注文すると、すぐに約定しますが、現引き・現渡しは株価が変動しても影響は無いため心配はありません。
権利付最終日の現引きするのを忘れて信用買いのままだと株主優待が貰えないので要注意です。

クロス進捗状況による保有資産の変化

クロス進捗状況保有資産の状況
クロス前・現金
クロス後
現引き前
・現金
・信用買い建て玉
・信用売り建て玉
現引き後
現渡し前
・現物株
・信用売り建て玉
現渡し後・現金(クロス経費分減額)
三月の株キチ
三月の株キチ

上記の流れで最終的にはお金が戻ります。
戻ったお金で翌月も優待クロスが出来ます。

証券会社別のクロス手順

クロス手順は証券会社により異なるため、下記を参照にしてください。

三月の株キチ
三月の株キチ

1つだけ証券会社を開設するなら、日興証券がオススメです。
手数料が圧倒的に安いです。

ここからは先👇は、クロスに慣れたころに読むといいと思います。

制度クロスについて

「一般使用売り」以外に「制度信用売り」でクロスすることも出来ます。
ただ、制度信用の場合「逆日歩」というコストがかかる場合があります。
株主優待の価値の10倍以上のコストになることもあるので、初めにうちは「一般クロス」をお勧めします。

株主優待クロス 争奪戦について

クロスのコストのうち、貸株料は早くクロスするほど多くかかります
つまり、権利付最終日にクロスすると、金利が少ないためコストが最小となります。
ただ、「一般信用売りの可能数」は日々変化していて、権利付最終日に近づくほど少なくなることが多いです。
初めのうちは在庫が十分にある優待利回りが高い銘柄を早めにクロスするといいと思います。

優待クロス 証券会社別同時ログイン

クロス経費を抑えるため、在庫が少なくなった頃にクロスする場合は、争奪戦で取る必要が多くなります。

  • SBI証券・GMOクリック証券複数ログイン可能
  • 楽天証券・日興証券⇒複数のブラウザで同時ログイン・PCとスマホの同時ログインは可能

同時に複数の銘柄を狙う場合は同時に立ち上げて複数の指で同時にクリックしなければ争奪戦に勝てないことも多いです。
詳しい内容は、上記の各証券会社のクロス手順にあります。

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