いちにち信用のある証券会社
- 楽天証券(いちにち信用)
- SBI証券(日計り信用)
- auカブコム証券(デイトレ信用)
- マネックス証券(ワンデイ信用)
- 松井証券(一日信用)
いちにち信用の手数料(証券会社別)
いちにち信用:取引手数料
無料(5社とも)
いちにち信用:買方金利・貸株料
auカブコム証券・マネックス証券・松井証券
約定金額(1約定) | 買方金利・貸株料 |
---|---|
100万円未満 | 1.8% |
100万円以上 | 0% |
1.8%でも、制度信用買い・一般信用買いの金利よりも安いです。
楽天証券・SBI証券
約定金額(1約定) | 買方金利・貸株料 |
---|---|
約定金額に関わらない | 0% |
優待クロス:クロス経費削減にいちにち信用を活用
優待クロス:いちにち信用のメリット
売買手数料が無料になる。
多くの証券会社では、現物取引の取引手数料は有料です。
いちにち信用を活用することで、取引手数料を無料にすることが出来ます。
買い方金利が安い(または無料)。
買い方金利が安く、当日中に現引きすると無料に近いです。
楽天証券とSBI証券は無料です。
1日定額コースの1日の約定金額合計に含まれないことが多い。
1日定額コースでは、1日の約定金額合計100万円までの取引手数料が無料の証券会社があります。
その多くが、いちにち信用の約定金額を含めて計算しないため、その分無料で取引できる金額が増えます。
特に楽天証券、auカブコム証券では、現物取引と信用取引の合計で計算されるため、いちにち信用を活用したいです。
いちにち信用を活用した、現物株式の購入方法。
- いちにち信用買い注文(当日9時まで)
- 約定の確認。
- 現引き注文。(当日15時頃まで)
※信用売り建て玉は、翌日に持ち越す必要があるため、優待クロスでは活用出来ません。
優待クロス:いちにち信用のデメリット
現引き忘れによる強制決済手数料
現引き注文を忘れると、翌日に強制決済されます。
強制決済手数料は、通常よりも高いことが多いです。
三月の株キチ
1回強制決済手数料を取られると、少しずつ節約してきたクロス経費が、一度に無駄になることがあります。
現引き忘れのリスクを避けるために
いちにち信用買いの代わりに、制度信用買い(いちにち信用よりも金利が高い)を利用すると、現引き忘れをしても金利を余分に取られるだけで済みます。
コメント
いつもお世話になっています。
質問させてください。
auをクロス取引に使っています。
【質問1】
経費的に考えると。
①信用売りが1日50万未満の場合は1日定額で買は現物買い。
②信用売りが1日50万〜100万未満の場合は1日定額で買いはデイトレ。
③信用売りが1日100万以上の場合はワンショットで買いはデイトレ。
という考えであっていますでしょうか?
【質問2】
また、デイトレは使った事ないのですが、操作的には信用買い画面でのチェックボックスを一般信用からデイトレにするだけで、その他は同じでしょうか?
【質問3】
仮にデイトレを使った時に当日品渡しを忘れると高い手数料を払って強制決済されるという事は、買いをし忘れた時と手数料以外は全く同じ状況であり、売買同額でないためクロスにはなりませんが改めてデイトレで買いを入れて品渡しする必要があると言う事であっていますか?
【質問4】
他サイトであまりデイトレでのクロスのやり方を説明していないのは忘れた時のダメージが大きいからですかね?
みもんさん、こんにちは。
【質問1】と【質問2】は、みもんさんが書かれているとおりです。
【質問3】みもんさんが書かれているとおりだと思います。翌日にデイトレ信用買いをすると、強制決済の売りと同額で約定するため、買い注文忘れと手数料以外は同じ状況だと思います。
【質問4】みもんさんが書かれている通り、忘れたときのダメージが大きいからかもしれません。ただ、カブコムの場合、デイトレ信用を利用すると、無料の100万円の枠を超えにくいので、デイトレ信用を活用するメリットが大きいと思います。