【株主優待クロス】各証券会社のクロス経費をグラフで比較。

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三月の株キチ
三月の株キチ

日興証券のクロス経費が非常に安いため早めにクロスする人が増えています。
そこで、日興証券での早期クロスの経費が、他の証券会社だといつ頃のクロスに該当するのかが気になるところです
それには、グラフで見るのが一番分かりやすいと考えました。

売買手数料(証券会社別)

SBI証券 auカブコム証券 楽天証券 GMOクリック証券 売買手数料比較

auカブコム証券のみ、品受・品渡の手数料です。(信用取引手数料は無料)

「現物買い」と「信用買い」の手数料比較

1日信用買いがお得(楽天証券・SBI証券)

楽天証券とSBI証券でクロスをする場合、現物株式は、「1日信用買い⇒現引き」で購入するとクロス経費が安いです。

楽天証券・SBI証券1日信用
  • 売買手数料:0円
  • 買い方金利(約定金額100万以上):0%
  • 買い方金利(約定金額100万未満):1.8%

信用買いを利用した方が安いことが多い。

auカブコム証券とGMOクリック証券は、表の緑側を選択すると経費が安いです。
基本的に「現物買い」よりも「信用買い⇒現引き」の方が安いことが多いです。
例外として以下の場合は、「現物買い」を選択した方が安いです。

現物買いを選択したほうが安い場合
  • GMOクリック証券の約定金額20万円以下
  • auカブコム・楽天大口10万円以下

約定金額50万以上のクロスに注意

auカブコム証券50万以上(表の赤い箇所)は経費が高いので注意が必要です。
2単元以上のクロスの場合、分割でクロスすることで経費を安く出来ます。

信用取引の金利・貸株料(証券会社別)

日興証券 楽天証券 GMOクリック証券 SBI証券 カブドットコム証券 信用取引の金利・貸株料

表の緑の箇所が安く、赤の箇所の金利が高いです。

買い方金利は、制度信用のほうが低いイメージがありますが、GMOクリック証券とauカブコム証券は一般信用の方が低いです。

クロス経費(その他)

事務管理費

信用建て玉を行った日の翌月の同じ日付を超えるたびにかかるコストです。
株数により決められていて、多くの証券会社では税込110円~1100円です。
日興証券は無料です。

「現物株の配当金」と「信用売りの配当額調整金」の税金

特定口座・源泉徴収有りの場合、配当金は税金を差し引かれます。
配当額調整金(一般信用売りの場合は配当と同額)は譲渡損となります。
クロスを行った口座の損益がマイナスの場合は譲渡益と相殺されないため、一時的に配当の税金分がコストになります。
そのため、年末に向けてクロス資金が減少することがありますが、最終的には確定申告等でプラマイゼロに出来るので気にしなくても大丈夫だと思います。

クロス経費を安くする方法は?

証券会社で安くクロスする方法は異なります。
下記の方法が最も安いと思われます。

証券会社「現物買い」又は
「信用買い⇒現引」
信用売り
日興制度信用買い⇒現引一般信用3年
楽天1日信用買い⇒現引一般信用14日
楽天大口1日信用買い⇒現引
現物買い(10万円以下)
一般信用14日
楽天
au
楽天1日信用買い⇒現引
楽天信用売り⇒現渡し(権利落ち後)
一般信用長期売り
一般信用返済買い
※信用余力が必要
au一般信用買い⇒現引
現物買い(10万円以下)
一般信用長期売り
GМО一般信用買い⇒現引
現物買い(20万円以下)
一般信用15日
SBI1日信用買い⇒現引
現物買い(アクティブプラン・50万以下)
一般信用15日
楽⇒G楽天1日信用買い⇒現引⇒移管GMO一般信用15日売り
三月の株キチ
三月の株キチ

下記の2点が少し意外なので注意が必要です。

  • auカブコム証券・GMOクリック証券は、制度信用買いよりも一般信用買いの方が安い。
  • GMOクリック証券は20万円以下は信用買いよりも現物買いの方が安い。

証券会社別クロス経費をグラフで比較

横に直線を引けば「各証券会社のどの時期のクロス経費」と同じか確認出来ます。
日興証券でおよそ1カ月前(貸株日数30日)にクロスした場合の経費は、下記と同じ位です。

  • auカブコム証券で権利付最終日(貸株日数2日)にクロス、
  • SBI証券で貸株日数9日の時期にクロス。

日興証券以外の証券会社は、新規建日より起算した1ヶ月毎の応答日を越えるたび、1000株までは税込110円の信用事務管理費が発生します。
グラフは、貸株日数31日以上前の建て玉に一律110円のクロス経費を足しています。

クロス経費比較(すかいらーくのクロス)

クロス経費推移 すかいらーく1000株 (縦軸:クロス経費、横軸:貸株日数)

クロス経費比較(クロス金額低額)

クロス経費推移 グラフ 10万円  (縦軸:クロス経費、横軸:貸株日数)

クロスする金額が少ない場合、貸株金利の影響が小さく、売買手数料と信用事務管理費の影響が大きいです。
そのため、日興証券と楽天証券大口優遇のクロス経費が安いケースが多いです。

クロス経費比較(クロス金額50万円以上)

クロス経費推移 グラフ 50万円  (縦軸:クロス経費、横軸:貸株日数)

auカブコム証券は、50万円を超えると急に品受・品渡料が高くなります。
そのため、貸株金利は低いですが、権利付き最終日でもクロス経費が高いです。

クロス経費比較(高額クロス)

クロス経費推移 グラフ 300万円  (縦軸:クロス経費、横軸:貸株日数)

auカブコム証券の品受・品渡手数料は高いですが、高額クロスの場合は、金利がクロス経費に大きな影響を与えます。
そのため、中途半端に金額の大きいクロスをauカブコム証券でするのは損です。
一定の金額以上で期間の長いクロスは、auカブコム証券がSBI証券やGMOクリック証券よりも得な場合もあります。

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