
株主優待生活をはじめてから、現金を使う機会が減りました。
今回は株主優待の価値について考えていこうと思います。
株主優待の価値について
株主優待は、現金の代わりに支払いに利用した時点で現金と同等の価値になります。
つまり、利用出来なければ価値はありません。
オークションや金券ショップで売却することも可能ですが、その場合の価値は額面金額よりも割引された金額になります。

現金と株主優待の比較
現金はほとんどの物やサービスと交換することが可能です。
一方、株主優待は現金と違い利用出来る商品・サービス・場所が決められています。
更に、有効期限もある場合は失効しないように注意する必要があります。

株主優待を利用することが多くなって、現金の価値の高さに気づきました。
そのため、価値の高い現金はなるべく使わないようにしています。
気ままに好きなお店で好きな物を購入出来る現金は楽でいいなあと思うことが多いです。
株主優待の使い勝手
株主優待の価値は使い勝手で大きく左右されます。
使い勝手を決める条件は下記のようなものがあります。
- 利用可能店舗数。(店舗までの距離)
- 交換出来る商品やサービスの種類。(商品やサービスの利用頻度)
- 有効期限の有無及び期間。
- 優待を利用するまでの手続きの多さ
上記の条件から考えると、下記の株主優待は特に使い勝手がよく、現金に近い価値があります。
株主優待の利用可能店舗数(店舗までの距離)
まず、優待の価値を決める要素のうち特に重要と思う利用可能店舗数(店舗までの距離)について考えます。

「〇〇の優待で△△をお得に食べました~」
と紹介されても、近くにその店舗が無ければ利用出来ません。
利用可能店舗が近くにあるかどうかは、人により異なります。
そのため、優待の価値も人により変わります。
優待の価値が高い | 優待の価値が低い | |
---|---|---|
利用可能店舗数 | 多い | 少ない |
利用可能店舗までの距離 | 近い | 遠い |
- 利用可能店舗数が多い⇒多くの人にとって優待の価値が高い。
- 利用可能店舗までの距離が近い⇒その人にとっては優待の価値が高い。
オークション相場は、多くの人にとって価値の高い優待の相場が高くなります。
その人個人にとっての優待の価値の高さは影響しません。

自分にとって利用しやすい優待でも、利用可能店舗数が少ない優待はオークションで安く購入することが可能です。
近所にある株主優待利用可能店舗を確認すると、自分だけお得なお店が見つかるかもしれません。
都会は株主優待生活に有利
残念ながら、株主優待生活をする上で、どこに住んでいるかは重要です。
同じ優待でも色々な店舗で利用している人は都会に住んでいる方が多いです。
せめて、自分が居住している地域で、株主優待が利用出来る店舗を把握していくしかありません。
少し離れた地域の優待利用可能店舗の開拓も重要です。
複数の株主優待をまとめて利用出来るように、店舗の位置を事前に調べている人が多いです。

株主優待生活は地の利が重要となります。
私は自転車で1日約16kmを移動して近隣の店舗を開拓しました。
車で移動する場合は、駐車場の場所と料金の把握もする必要があります。
株主優待生活で近くにあるといい店舗
色々な株主優待が利用出来る店舗が多い都会に住むのが理想ですが、下記の2つの店舗は特に重要だと思います。
イオンラウンジのある店舗が近くにあると、毎日ただでジュース等が飲めます。
株主優待が大量に届く人にとって、意外と重要なのがゆうゆう窓口のある郵便局です。
再配達はその時間に家にいる必要があるのと、あまりに多いと申し訳ない気もするので、自分で取りに行ける場所にゆうゆう窓口があると便利です。
株主優待の内容が優待価値に影響
株主優待の内容も株主優待の価値に大きく影響します。
基本的に生活必需品は現金に近い価値があります。
割引券の場合は基本的に価値が低いですが、生活必需品の割引券の相場は高いです。

衣類の購入で利用出来る20%割引券よりも、生活必需品で利用出来る10%割引券の価値の方が高いことが多いです。
有効期限別の管理など
株主優待券は有効期限が切れると価値が無くなります。
そのため、株主優待券は有効期限別に管理して計画的に利用する必要があります。

有効期限間際に同じ物を連続で食べると飽きてしまいます。
美味しく食事を楽しむためにも、株主優待券は計画的に利用したいものです。
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