株主優待の価値は、現金に比べて低い。
株主優待は、現金と比較して使い勝手が悪い。
株主優待は、利用出来る商品・サービス・場所が決められています。
現金は、気ままに好きなお店で好きな商品を購入出来ますが、株主優待は使い勝手が悪いです、
株主優待を利用することが多くなって、現金の価値の高さに気づきました。
そのため、現金はなるべく使わないようにしています。
株主優待を自己使用出来る場合
株主優待は自己消費が可能な場合、現金に近い価値があります。
株主優待を自己使用出来ない場合
利用可能店舗が近くに無い等の理由で株主優待を利用出来ない場合があります。
そこで、オークション(ヤフオク等)や金券ショップで株主優待を売却することになります。
株主優待を売却する場合、額面金額よりも割引された金額になります。
当ブログの優待価値、優待利回りは、主にオークション相場を参考にしています。
優待価値が高い(現金に近い価値がある)株主優待
上記の株主優待は、有効期限が無く、利用可能店舗が多いです。
ほとんどの人が自己消費出来るため、現金に近い価値があります。
優待価値(オークション相場)を決める条件。
優待価値を決める条件:利用可能店舗数
利用可能店舗が近くに無い株主優待は、自己消費が困難。
利用可能店舗が近くにあるかどうかは、人により異なります。
そのため、優待の価値も人により変わります。
「〇〇の優待で△△をお得に食べました~」
と紹介されても、近くにその店舗が無ければ利用出来ません。
株主優待の利用可能店舗数とオークション相場。
利用可能店舗が少ない株主優待は、利用出来ない人が多いです。
そのため、オークション相場は低くなる傾向があります。
オークション相場は、多くの人にとって価値の高い優待の相場が高くなります。
その人個人にとっての優待の価値の高さは影響しません。
オークションで購入するとお得な株主優待。
オークション相場と、各個人にとっての優待価値は異なることがあります。
利用可能店舗 | 優待の価値が高い | 優待の価値が低い |
---|---|---|
利用可能店舗数 | 多い | 少ない |
利用可能店舗までの距離 | 近い | 遠い |
- 利用可能店舗数が多い⇒多くの人にとって優待の価値が高い。
- 利用可能店舗までの距離が近い⇒その人にとっては優待の価値が高い。
自分にとって利用しやすい優待でも、利用可能店舗数が少ない優待はオークションで安く購入することが可能です。
近所にある株主優待利用可能店舗を確認すると、自分だけお得なお店が見つかるかもしれません。
優待価値を決める条件:生活必需品かどうか
生活必需品の優待(優待価値が高い)
- 食品
- 日用品
- 食事券
- 買物券(生活必需品)
基本的に生活必需品は現金に近い価値があります。
割引券の場合は基本的に価値が低いですが、生活必需品の割引券の相場は高いです。
衣類の購入で利用出来る20%割引券よりも、生活必需品で利用出来る10%割引券の価値の方が高いことが多いです。
生活必需品以外の優待(優待価値が低い)
- 娯楽関係
- 化粧品
- 健康食品
- 買物券(洋服など)
物優待の価値について
価値の高い物優待
- 食品(お米、海苔など)
- 嗜好品(お酒、お茶、コーヒーなど)
- 日用消耗品(洗剤、シャンプーなど)
価値が普通の物優待
- 美容関係(ローションなど消耗品・ブランドの影響あり)
- 健康食品(ブランドでやや影響あり)
- 消耗品以外の日用品(洗濯ばさみなど)
価値が低い物優待
- 宝飾品
- 美容関係(美顔器など備品)
- ハンカチ
- 身に付けるもの(服など)
優待価値を決める条件:割引率
割引率の低い株主優待券
現金を多く必要とするため、優待価値が低くなります。
食品購入で利用出来る割引券(1000円購入で利用出来る100円券など)
割引率が低くても優待価値は高いです。(下記例)
優待価値を決める条件:利用出来る人数
女性が利用しやすい優待
- 美容関係の株主優待品
- 婦人服の取り扱いが多い買物券
男性が利用しにくい株主優待の価値は低い傾向があります。
子育て世代が利用しやすい株主優待
子育て世代で無ければ、利用出来ない株主優待の価値は低い傾向があります。
株主優待(ECサイト):申込が大変な優待は価値が低い。
ECサイトで申し込むタイプの株主優待は多いです。
暗証番号の登録が必要でメンドクサイです。
1000円分のポイントを利用するために、3時間くらいかかったこともあります。
捨ててしまった株主優待もいくつかあります。
優待価値を決める条件:本人が幸せになる優待
物を残すか捨てるかを見極めるときも、「持っていて幸せかどうか」、つまり「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするべきなのです。
人生がときめく片付けの魔法
上記引用文の冒頭部分を置き換えると、下記の通りとなります。
「株主優待を取得する」ときも、「持っていて幸せかどうか」、つまり「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするべきなのです。
「株主優待で自分が幸せになる」を目的にすると「その株主優待でときめくかどうか」は重要です。
優待価値は、市場価値だけで、決まるわけではないと最近感じます。
優待価値を決める条件:有効期限の長さ
優待価値(オークション相場)は、有効期限が近くなると低下する傾向があります。
そして、有効期限が切れると価値が無くなります。
そのため、株主優待券は有効期限別に管理して計画的に利用する必要があります。
有効期限間際に同じ物を連続で食べると飽きてしまいます。
美味しく食事を楽しむためにも、株主優待券は計画的に利用したいものです。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
大変ためになります。
私もリタイヤを考えております。
1つ教えて欲しいのですが、クロス取引だけで1人年間いくらぐらいの儲けが出せるのでしょうか?
資金はどのくらい必要でしょうか?
手数料なども、詳しくお教えて欲しいです。
よろしくお願いします。
DR Aさん、コメントありがとうございます。
クロス取引は1人あたりの資金が多いほど、利回りの低い銘柄もクロスするため、利益率が下がります。
私の毎月の獲得銘柄とクロス経費は月末に公表後、削除しています。
1年間の情報は公表するかは考え中です。
ほとんどの方はクロスで獲得した優待で生活費の一部を補っているようです。
手数料は証券会社によって異なります。
詳しい内容は、サイドバーに手数料の記事があるので、良かったら見てみてください_(_^_)_