優待情報
- 権利確定日:4月末日
- 優待内容:自社製品(飲料)
必要株数 | 相当金額 | 優待利回り (普通株) | 優待利回り (優先株) |
---|---|---|---|
100株以上 | 1500円相当 | 0.17% | 0.51% |
1000株以上 | 3000円相当 | 低利回り | 低利回り |
※普通株式と優先株式の両方を保有している場合、それぞれ貰えます。
優待利回り
- 優待利回りは、相当金額の70%で計算。
- 100株の優待利回りが高いですが、1000株は低いです。
- 優先株のほうが、優待利回りが高いです。
伊藤園優待:自社製品(飲物)
自社製品(飲物)内容

12種類の飲物です。
1500円相当の優待なので、1つ当たり約120円です。

優待相当金額は定価で計算されたものだと思われます。
飲物は、スーパーなので安く売られているため、実態価格はもう少し安いと思います。
優待到着日
7月下旬
普通株と優先株の優待は、一緒に到着しました。
特別販売のご案内(30%引き)
お茶は、スーパーマーケットの方が安いようです。
プレミアム優待倶楽部で見かける商品がいくつかあります。
伊藤園第一種優先株式とは?
日本で個人投資家が買える優先株を発行しているのは、伊藤園だけのようです。
優先株:議決権
原則としてありません。
優先株:配当
- 普通配当額×125%(小数第1位切り上げ・15円下限)
- 普通株式の配当が無配でも、優先株式1株当たり15円が支払われます。
- 普通株式の配当は40円、優先株式の配当は50円です。(2018年8月時点)
- 配当利回りは2%(普通株は0.66%)と3倍以上の差があります。
伊藤園優先株:株主優待
- 普通株と同様、100株以上保有で貰えます。
- 普通株と優先株を両方100株以上保有している場合は、それぞれ貰えます。
普通株式への転換
株主の意向による転換はありません。
伊藤園が普通株式を対価として、1:1の比率で優先株式を取得する場合があります。
・伊藤園が消滅会社となる合併、完全子会社となる株式交換、株式移転。
(伊藤園単独によるものを除く)・伊藤園普通株式に対する公開買付により公開買付者の株券等所有割合が50%超。
・伊藤園優先株式が上場廃止。

普通株と優先株の株価に大きな差があるので、優先株を持っている人は普通株式への転換があると大儲け出来ます。
条件を見るとかなり難しいです。
発行済み株式数(2018年4月30日時点)
- 普通株式:89,212,380株(個人・その他 25.34%)
- 第1種優先株式:34,246,962株(個人・その他 44.15%)
伊藤園優先株:出来高
- 第1種優先株式は発行株式数の差がありますが、その差以上に1日の出来高に開きがあります。
- そのため、まとめて大量に売買するのは難しいです。
伊藤園:普通株と優先株の株価比較

現在、優先株の株価は普通株の36%程度です。

優先株の主なデメリットは議決権が無いことと、出来高が少ないことです。
出来高は重要ですが、議決権はそれほど重要ではないと思います。
この株価の差は私には理解できません。
伊藤園:優待クロス情報
優待おすすめ度(優待利回り)
おすすめ度(普通株) | (☆が多い⇒おすすめ) |
---|---|
おすすめ度(優先株) | (☆が多い⇒おすすめ) |
優待利回りが高い株数 | 100株 |
☆の数 | おすすめ度 | クロス時期 |
---|---|---|
実質利回り1.5%以上 | 2カ月前 | |
実質利回り0.9%以上 | 1カ月前 | |
実質利回り0.6%以上 | 2週間前 | |
実質利回り0.4%以上 | 1週間前 | |
実質利回り0.2%以上 | 3日前 | |
実質利回り0.2%以下 | 権利付最終日 |
クロス時期目安は複数(3~4カ所)の証券会社でクロスする場合です。
日興証券などクロス経費の安い証券会社は上記よりクロス時期が早めです。
毎年状況が変わるため、あくまでも目安です。
優待クロス時期(一般信用売り在庫数)
クロス時期(普通株) | (☆が多い⇒クロス時期早い) |
---|---|
クロス時期(優先株) | (☆が多い⇒クロス時期早い) |
優待権利月 (株主優待銘柄数) | 4月優待(株主優待銘柄数が少ない) |
最大クロス株数 | 1000株(100株以外の優待利回りは低い) |
伊藤園普通株はクロス出来ますが、伊藤園優先株は2020年4月時点ではクロス出来ません。

一般信用売り在庫数が多く、権利付最終日で優待クロス出来ることが多いです。
伊藤園:企業情報
指標
予想PER(普通株) | 58.49倍 |
---|---|
実績PBR(普通株) | 5.13倍 |
予想配当利回り(普通株) | 0.64% |
自己資本比率 | 52.5% |
事業内容
- 国内最大手の茶葉製品・緑茶飲料メーカーです。
- 伊藤園IRで、月次販売状況などを公表しています。
- タリーズコーヒーは伊藤園の連結子会社です。

タリーズコーヒーが伊藤園系列であることは、一般的にはあまり知られていないと思いますが、優待品で知ることもあります。
優待投資家は、いつのまにか会社のことを色々知っています。
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